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「ラブライブ!」第4話感想 [アニメ]

 #04「まきりんぱな」
#04「まきりんぱな」
 サブタイトルの「まきりんぱな」というのは、1年生トリオの西木野真姫(まき)、星空凛(りん)、小泉花陽(ぱな)の名前の頭文字を取って並べたものです(花陽は本来なら「はな」ですが、「ぱな」の方が語感が良いということで)。「ラブライブ!」では雑誌のコーナー名やラジオ・ニコ生の番組名などキャラクターの組み合わせを表すときに名前の頭文字2文字を並べて呼ぶのが慣習なんですよ。
 今回は、引っ込み思案で、アイドルになってみたいという憧れはあるけれどこんなんじゃ無理となかなか決断できずにいる、そんな花陽を中心とした1年生トリオのお話。

 Aパート。いきなりのアルパカ。そしてアルパカに夢中なことり。1話でもちらっと見切れていたり、エンディングのキャストクレジットにアルパカ役(麦穂あんな)がクレジットされていたりで、これはいったい…という感じだったのですが、遂に堂々と登場してきましたw
 そこへ飼育委員として面倒を見ている花陽登場。ライブに駆けつけてくれた子だと気付いて、早速勧誘モードの穂乃果。そんな穂乃果にか細い声で西木野さんがいいと告げる花陽。穂乃果も真姫ちゃんは勧誘してみたものの頑なに断られている様子。

#04「まきりんぱな」
 放課後の教室。部活を決めかねている花陽に、スクールアイドルになりたんじゃないの?「かよちんそんなに可愛いんだよ~。人気出るよ~」と凛ちゃん。
 穂乃果達の所へ連れて行こうとする凛ですが、ちょっと待って、我が儘言ってもいい?「私がアイドルやるって言ったら、一緒にやってくれる?」と問う花陽。凛ちゃんは、「アイドルなんか似合わないよ。女の子っぽくないし」と断ります。
 なぜなら…と、小学生時代の回想。スカートを履いてみてご機嫌な凛ちゃん。花陽に可愛いといわれて嬉しそうです。ところが、そこへデリカシーの無い男子達の心ない言葉が…。ちょっとそこの少年達、こっちに来なさい。小一時間(略)。いやまぁ、実際この年頃の男子ってこんな感じですよね…。男ってどうしようもない生き物ですよねー……。
 …とまぁそんな過去の出来事もあってか、「アイドルなんて凛には絶対無理だよぉ~」という凛ちゃん。
 私なんか…と卑下している花陽に対してそんなことないという凛も、実は心のどこかで「自分なんか…」と思っている。そんな場面です。

 放課後、真姫ちゃんがμ’sメンバー募集のチラシを持ち帰る様子を目撃した花陽は、真姫ちゃんが落とした生徒手帳を拾い、自宅まで届けに行きます。
 西木野邸、豪邸です…。そして真姫ママ17歳とか若いな。オイオイ…。
#04「まきりんぱな」
 花陽から生徒手帳を受け取って、ちょっぴり気まずそうに、でも素直に「ありがとう」という真姫ちゃんがカワイイ。そしてμ’sのポスターの前で拾ったことを指摘されて動揺しまくる真姫ちゃんカワイイ。そんな様子に花陽も思わず笑ってしまい、すこし場が和みます。
 花陽も放課後の音楽室での真姫ちゃんの歌を聴いていた様で、真姫にスクールアイドルになることを勧めます。ところが、真姫ちゃんは自分は医学部に進学し医者を継ぐことになっている。だから自分の音楽はもう終わっているも同然と言い、「やりたいならやればいいじゃない」と花陽に告げます。でも、それは真姫ちゃん自身もだよね…。

 西木野邸からの帰り道、お土産をと立ち寄ったお店は偶然にも穂乃果の家。上がらせてもらって部屋で待つことに…したのですが…。
#04「まきりんぱな」
 2階の部屋、戸を開けるとそこは雪穂の部屋で…、見てはいけないものを見て慌てて閉じる花陽。今度は陽気な鼻歌が聞こえてきます。そっと扉を開けると海未ちゃんがノリノリで…(海未ちゃんどんどん残念なキャラにw)、そっと戸を閉じる花陽。

 穂乃果の部屋でお菓子をご馳走になっているところへことりがノートパソコンを持ってきます。どうやらこの前のライブの動画が投稿されているらしく、みんなで見てみることに。興味津々といった様子の花陽に、やってみないかと勧める3人。私たちもまだまだ未熟だけど、プロでは無いのだからやりたいという気持ちを持ってやってみることはできる、それがスクールアイドルなんだ。だからやってみようよ、と。そんな言葉にすこし気持ちが動いた感じの花陽。
 「ゆっくり考えて、答え聞かせて」「いつでも待ってるから」
#04「まきりんぱな」
 一方で、寂しげな表情で動画を見つめる真姫。スカートを履いて、可愛らしい服を着て、鏡の前に立つ凛(パソコンが点いている様子なので凛ちゃんも同じ動画を見ていたのでしょうね)。
 そんな場面に重なるように「今を動かす力、信じてるよ、だからスタート」と穂乃果達は歌っています。

 後日、放課後。
 やりたいって思ったらやってみる、とはいえ…と、まだ踏み出せない花陽。そこへ真姫ちゃんがやってきます。
 「声は綺麗なんだから大きな声をだす練習すればいいだけ」と、半ば強引に発声練習。
 一緒に大きな声を出してみる。意外と楽しい。
 そこへ今度は凛ちゃんがやってきて、今日こそ「やりたい」と言わないと!…と花陽を急かします。しかし、真姫ちゃんはもう少し自信を付けてからと主張。
#04「まきりんぱな」
 幼馴染みとして花陽の望みを叶えてあげたいと譲れない凛ちゃん。見込もあるし自分の音楽を認めてくれた友達として譲れない真姫ちゃん。私の方が知っている、私の方が理解している、と一歩も譲らない両者。板挟みな花陽はなすすべも無く…。

 そんな調子であっという間に夕暮れに。どうにかこうにか屋上の穂乃果達の所まで花陽を引っ張ってきた真姫ちゃんと凛。
 凛ちゃんは「かよちんはずっとずっと前からアイドルをやってみたいと思ってたんです」と花陽の気持ちを代弁し、真姫ちゃんは「そんなことはどうでもよくて、この子は結構歌唱力あるんです」と見込みがあると推薦します。
 けれど、まだまだ吹っ切れない花陽に対して、「絶対やった方がいい」という意見では凛も真姫も一致。
#04「まきりんぱな」
 「やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいい」「声出すなんて簡単、あなただったらできる」と真姫。「凛は知ってるよ、かよちんがずっとずっとアイドルになりたいって思ってたこと」と凛。

 …でも、それって自分自身に向けた言葉でもあるんですよね…。
 優しい眼差しでそっと見守る穂乃果達も、それに気付いた様子。

 あこがれているけれど、踏み出せないでいる花陽。
 あこがれているけれど、諦めかけている真姫と凛。
 でも…、だから…、花陽には諦めて欲しくないという想い。

 花陽の背中を押す真姫と凛。踏み出す花陽。優しくて、ちょっぴり切ないシーン。
 二人の想いを受け止めて、花陽は勇気を振り絞って自分の気持ちを力強く伝えます。

 私、小泉花陽といいます!
 得意なものは何も無いけれど…
 アイドルへの想いは誰にも負けないつもりです!
 だから、μ’sのメンバーにしてください!

 劇伴も演出も演技もなにもかもが素晴らしくて、素敵で、泣けてきます。

 さぁ、花陽は一歩踏み出したよ。真姫ちゃんと凛ちゃんはどうする?

 「二人はどうするの?」「まだまだメンバーは募集中ですよ!」と、そんな二人に手をさしのべることりと海未、という構図がとても素敵です。

 そしていつもの朝練場所。
 一足早く来ていた花陽…ですが、メガネは?
 どうやらメガネをやめてコンタクトにしたそうです。全国のメガネっ娘スキーの悲しみに暮れる姿が目に浮かびます。…ドンマイ。
 で、メガネやめたついでにとお互い名前で呼ぼうと提案する真姫ちゃん可愛いのぅ。

 今回は1年生トリオに焦点を当てて、彼女たちがμ’sに加わるお話だったと同時に、彼女たちが友達になり友情をはぐくむお話でもありました。花陽のふわっとした魅力を中心にした仲良し1年生トリオ、という関係性がとっても素敵ですね。
 あと、動揺したり自分で言っちゃったり、ことごとく墓穴を掘っていく真姫ちゃんがカワイイ回でもありました。

 そして次回は、「にこ襲来」。…来週、にこ…。
 4話本編のラストシーンでは不敵な笑みを浮かべていましたが、果たして。
 あと、矢澤にこの中の人と小泉花陽の中の人は大のエヴァファン(先日の「Q」公開の時に二人でコスプレで見に行ってて取材受けたりしてましたね)、このサブタイは中の人歓喜だったかもしれませんね。






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