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「ラブライブ!」第2話感想 [アニメ]

 #02「アイドルを始めよう!」
#02「アイドルを始めよう!」
 ラブライブ!が毎週楽しめる喜び。
 冒頭、「前回のラブライブ!」から始まりましたが、このときの音楽がイイ!すごくワクワクさせられます。
 そしてそんな前回の「どうすればいいの」からの流れ。「僕らの道」を進んでいくお話がいよいよ始まります。

 部活動が難しいならいち生徒としての講堂使用許可だ、と作戦変更。「何をするつもりなの?」の問いに言い淀む海未を尻目に「ライブです!」と言い切る穂乃果。どうやらそれは言わない段取りだった様子。そんな様子を見て「できるの?そんな状態で」と絵里。まぁ確かに。とはいえ、あくまで講堂の使用許可を取りに来ただけなのだからとフォローする希。そこまで肩を持つ理由は、何度やってもタロットカードがそう告げるのだから…だそう。ええ~という理由な気もしますが、バッと吹き荒れる風の演出とも相まって不思議な説得力を感じさせます。

#02「アイドルを始めよう!」
 休み時間、アイドルのことは伏せて借りるだけ借りる段取りだったのにと海未ちゃん。そこへクラスメイトの3人がやってきて「掲示板見たよ」と言います。どうやらいつのまにか穂乃果は張り紙を出したりしていた様子。ことりも衣装のデザインを描いたりでノリノリです。
 ところで、この場面でのことりちゃんのスケッチブックの持ち方・描き方、声を演じているうっちー(内田彩さん)の描き方をモデルにしているように見えて仕方ないw
 デザイン画を見て足を露出する衣装にためらう海未ちゃん。いやいや、そんな短いスカート履いておきながら、などと野暮なツッコミは置いといて、穂乃果の言うとおり大丈夫です。問題ない。
 まぁそれはともかく、決めなければならないことは沢山あります。まずはグループの名前を決めないと…って、いやいやもっと大事なこと忘れてませんか?ひとまずユニット名は公募で募ることにして、さあ、歌と踊りの練習です…が、歌がありません…。そうです、肝心の歌が無い!
 この一連の場面はホント上手い構成ですよね。視聴者はずっと「いやいやそんなことより…」と思いながら見ているから、最後屋上で歌が無いことに気付いて固まってしまう3人でのオチが引き立つ。あと、練習場所を探して最終的に屋上に行き着くというのもニクイ展開。そしてこの場面でユニット名を募集したことが、後々希望の光を運んでくることになります。

#02「アイドルを始めよう!」 穂乃果の家で作戦会議。穂乃果は作曲のアテはあるといいます。ピアノを弾いていたあの子、真姫ちゃんですね。一方で作詞のアテもあるとか。誰かというと…海未ちゃん!海未ちゃんポエマーだったかー。1話の妄想といい、海未ちゃん可愛すぎる。
 さて、ことりのお願いに折れた海未ちゃんですが、交換条件的に体力トレーニングをするよう言います。楽しく歌って踊るには体力も必要。例えば笑顔で腕立て伏せをすることも意外と難しい(この、“笑顔で腕立て伏せ”は、例えとしてわかりやすく、画的に面白く、一方でなじゃそりゃ、という部分があって、それが後の場面でも活きてくる上手いチョイスです)。というわけで毎日朝晩明神男坂での基礎体力作りが始まるのですが、初日は穂乃果もことりもヘトヘトです。

 ここでAパート終了でアイキャッチ。
 ラブライブ!では、アルファベット表記の「Love Live!」からカタカナ表記のロゴに切り替わるというお約束的なものがあるのですが、この伝統はアニメ版でも踏襲されています。ただ、ミュージックPVではセリフフォントのLove Live!ですが、アニメ版では手描きアニメーションでぴょんぴょん跳ねる感じの動きになっていて、“アニメ!”って感じで面白いですね。

 さて、早速真姫ちゃんに作曲を依頼するもきっぱり断られてしまいます。作曲はできるようですが、やりたくないという真姫ちゃん。「学校に生徒を集めるためだよ」と説得するも真姫ちゃんは去ってしまいます。
 そこへ入れ替わりに生徒会長の絵里がやってきて穂乃果に言います。「やってみたけどダメでした」では逆効果ではないか。「私もこの学校には無くなって欲しくないから、簡単に考えて欲しくない」と。
 「そうかもなぁ…。私、ちょっと簡単に考えてたかも」とすこし落ち込む穂乃果。でも決してふざけていたわけではないし、がんばっている。とはいえ歌う曲も無い。とりあえず既存の曲でもいいから歌うしかない。とりあえずやらないと…。
 すこし沈んだ気持ちの穂乃果。そこへ、クラスメイトの暖かい応援の声。そしてユニット名募集の箱に入っていた1票。そこに書かれていた「μ’s」の文字。何気ないエール、たった一票の紙。「私たち」に「μ’s」という名前が与えられた瞬間。再びやる気と前向きな気持ちが戻ってきます。真姫ちゃんのクラスメイトの花陽と凛も応援してくれます。この一連のシーンは音楽も素晴らしく、感動を誘います。
#02「アイドルを始めよう!」
 ちなみに、投票でユニット名を募集する、そしてその名前が「μ’s」というのが、毎度ながらニクイ演出です(※実際にμ’sというユニット名は読者公募→投票という形で決められました)。そしてそんな「μ’s」という名前、某薬用石鹸の商品名としても有名だったことから当時「石鹸」と言われたりもしたのですが自分もネタ的に言ってたクチだったり)、そこもネタとして盛り込んでくるとは予想外でしたw しかもきちんと許可を取っているなんてw


#02「アイドルを始めよう!」
 早速もう一度真姫ちゃんに作曲を頼みに行く穂乃果。真姫ちゃんはアイドルソングが軽くて薄っぺらいから嫌と言います。ただ遊んでるみたい、と(うん、アイドルとか、可愛いキャラクターのアニメとかも、よくそう言われますよね)。でも、そうじゃない。私も簡単に思っていた、でもけっこう大変と穂乃果(前半での笑って腕立て伏せがここで効果を発揮しています)。「西木野さんの歌声大好きなんだ。あの歌声とピアノを聴いて感動したから、作曲をお願いしたいなぁって思ったんだ」と素直な気持ちを伝えます。その言葉は真姫ちゃんの心をすこし解きほぐした様子。

#02「アイドルを始めよう!」
 数日後(?)、穂乃果の家に一枚のCDが届きます。宛名も無く、書かれていたのは「μ’s」の文字。これは、間違いありません(ということは、「μ’s」というユニット名を投票したのも真姫ちゃんですかね)。
 早速聴いてみます。素敵なピアノと歌声です。
 「これが、私たちの歌…」「さぁ!練習しよう!」
 この爽やかさ!溌剌さ!素晴らしい!一瞬見せる穂乃果の優しい表情も素敵。
 そして放課後の教室で人知れずピアノを弾いていた真姫ちゃんが、清々しい面持ちで青空の下風を受ける姿にグッときます。
 そのままの流れで第2話エンディングへ。なんと見事な構成か!
 穂乃果とことりの階段登りも、にこやかな表情を保つ余裕も出てきたようで、トレーニングの成果も現れている。登り切る一歩には力強ささえ感じさせます。

 挿入歌からあまりにも自然な流れで繋がったエンディングの「きっと青春が聞こえる」がまた素敵な曲で…。
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 頑張る穂乃果たちの周りに自然と人が、応援の声が集まり、期待を寄せる人、憧れを抱く人、いろんな人が支え、心動かされ、物語が動き出していく。とってもまっすぐで、素直で、清々しくて、素敵で、輝いていて、まぶしい。そんな第2話でした。


 そうそう、1話見逃しちゃった…という方、20日からニコニコ動画で配信が始まりますよ!|「ラブライブ!」 第1話 アニメ上映会
 その前には出演者による生放送番組(毎月1回月末頃放送)もあるので、もし興味があればこちらもぜひ!|ラブライ部 ニコ生課外活動 ~ことほのまき~

 バンダイチャンネルでも配信中!


僕らは今のなかで【DVD付】(Amazon)



■追記:意外な事実が…。



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